自由と現実
周りから見た私は自由に生きて楽しそうらしい。
確かに仕事はもう嫌だ!って思ったタイミングでやめるから25歳にして転職回数は3回。
ずっといきたいと思っていた留学に1ヶ月いくことに決めて、それまでの半年間派遣社員として働いている現在。残り2ヶ月の契約があるけど、何となく気持ちが無理でやめたいしあと一週間くらい行ったらやめる未来が目に見える。
派遣社員は今まで働いてきたどの仕事よりも楽だけど、会社の一員としてではなく外部の人として扱われる感じとか、よく言えば楽だけど暇すぎて自分がいなくてもいいじゃんと思うから行きたくない。私はやっぱり多少忙しくても自分がいた方がいい場所で働きたいと思った。
だからやめたい。今まで働いてきた会社も色々理由をつけてやめてきた。
自分の気持ちに正直に生きているけど、ほんとはもっとわがままに自己中に生きていきたい。今の時点でもう十分わがままだと思うし、明日の食べ物さえ不安に生活している人からしたら贅沢なのかな。仕事なんて探せばいくらでもあると思ってしまうからすぐやめる選択肢が頭に浮かぶ。
同じ場所にずっといるのが苦痛。住居も仕事も二年以上続いたことはない。
一つのことを極めてみなよと言われたことがある。
けど極めるほど好きなものがない。なにもない。
やりたいことは無数に浮かぶけど、それは全部やってみたいだけであってずっとやりたいことではない。
自由に生きていく中で現実を垣間見なければならない時間が一番苦痛だ。
自由に、と言ってもずーっとなにかしらの労働はして限られた給料の中で生活してお金を得て。全然自由に生きていない。自由に使えるのは労働時間以外の自分の時間と、自分の感性だけだ。
あー世界広げたい。もっとやりたいことたくさんやりたい。
25歳って、この先のことたくさん考える。
自由に生きていくって難しいし不自由だな。